原巨人「大流血の来季30億円補強」と「プロ野球改革」大野望 (6/6ページ)

日刊大衆

渡邉恒雄氏は、自分の生きているうちに松井秀喜監督を、と切望しているそうですが(笑)。ゴジラは……まあ、断るでしょう」(前同)

 巨人上層部は将来の監督候補として、阿部2軍監督の能力を高く評価し、あと数年、2軍での“指揮官修行”をさせたいのが本音だという。前出の江本氏も、将来的な布陣として、編成能力に長けた原GM、指導力がある阿部監督という2トップ体制に賛成する。そして、こう言う。

「阿部はキャンプで若手にノックの雨を降らせ、試合でボコボコに打たれた投手に罰走を命じるなど、指導者に必要な厳しさがある。今のコーチは選手に、おべんちゃらを言うヤツばかりだけど、それでは選手がダメになる。素質を能力に変えるには、常に成績を問う厳しい環境が不可欠。そうしたことを理解できている者が、監督、コーチをやるべきなんですよ」

 ソフトバンクに奪われた盟主の座。それを取り戻すための戦いは、すでに始まっている。

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