宮崎謙介〈政界“魑魅魍魎”ウォッチ〉「尖閣『腰砕け会談』の裏に派閥闘争」 (2/2ページ)
最大派閥の細田派=実質安倍派の権威を貶めるために、ここにきて特捜部と組んで安倍さんを陥れた、と話す評論家もいますし、そうなると次は竹下派。力を持っている竹下派に汚名を着せるために、対中国のレクチャー会議で「茂木外相はいつもどおりで。外交上のルールに従って対応すれば大丈夫ですよ」と。そう誰かが指南したのではないか、と読んでいる永田町の先輩がいました。
茂木さんって自民党内部ではすごく強気で、官僚に対しても厳しいことで有名なんです。なのになぜ‥‥。外務大臣まで上り詰めたのに、この失態。ルールが大事というのであれば、せめて最初から目で闘う姿勢を示してほしかったですよね。中国は危険だと、政治に携わっていない国民ですらわかっているのに。
河野太郎大臣なら、少なくとも仁王立ちでにらみつけていたのではないでしょうか。中国にやられっぱなしにならないよう、これまでさんざん国の偉い人たちは画策しているはずなのに、どうして同じような場面で引っ掛かっちゃうんですかね。もう同じ過ちを繰り返してほしくない。あっ。はい、僕もです‥‥。
宮崎謙介(みやざき・けんすけ):1981年生まれ、東京出身。早稲田大学を卒業後、日本生命などを経て、12年に衆議院議員に。16年に辞職し、経営コンサルタントや「サンデー・ジャポン」(TBS系)などに出演。「バラいろダンディ」(TOKYO MX)ではレギュラーMCを務める。