コロナ禍で血圧や記憶力の悩みが増加!? 2021年に始めたい6つの健康習慣とは (2/5ページ)

ANGIE



ここでもやはり、40代以降の不安が高くなっているようです。

年齢を重ねればさまざまな健康不安を抱えるものですが、中高年になると特に、「血圧」と「記憶力」を気にする人が多いことがわかります。


コロナ禍で災害不調を訴える人が増加


イベントでは、みやま市工藤内科院長の工藤孝文先生が、コロナ禍で増えた健康不安について解説されました。

特に目立つようになったのが、うつ症状や漠然とした不安、ひどい物忘れなどの相談で、40代でも物忘れの悩みを抱えて相談に訪れる人もいるといいます。

先生は、コロナ禍による大きなストレスによって、気分の不調や精神的な不安などの「災害不調」を訴える人が増えていると指摘。

災害不調とは災害がきっかけで起こる心身の不調の総称で、原因がわからず診断のつかない症状を指します。





先生によれば、以前は血圧や血糖値が安定していた人が、コロナ禍以降、急に数値が悪くなるケースが増えているのだとか。コロナ禍の不安が大きなストレスとなって、症状悪化の原因になっている可能性があるといいます。

また、漠然とした不安やイライラから、頭が回らなくなったり、物忘れがひどくなったりしている人も増えているとのこと。

外出自粛や運動不足によるストレスが、自立神経の乱れを引き起こし、精神面にも影響を及ぼしている可能性があるそうです。

先生が特に心配するのが、対人コミュニケーションの不足による影響です。
「コロナ禍で血圧や記憶力の悩みが増加!? 2021年に始めたい6つの健康習慣とは」のページです。デイリーニュースオンラインは、コロナウイルスお茶健康女子などの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る