火星ミッションから流星群まで、2021年度に注目したい14の宇宙関連イベントカレンダー (3/8ページ)
・3月:大型ハドロン衝突型加速器の再稼働

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「神の粒子」と呼ばれるヒッグス粒子の発見など、さまざまな粒子物理学的な発見を行ってきたCERNの「大型ハドロン衝突型加速器(LHC)」は、2018年12月以来稼働していなかった。
しかしこの長い停止期間もようやく終わり、今年3月から磁石の調整を兼ねた試運転が始まる。三度目となる本格的な運用「Run3」は、2022~25年まで。今度もさまざまな重要な発見をしてくれることだろう。
・4月~5月:中国の探査機、天問1号が火星に到着

image by:Nature Astronomy
昨年7月に地球から飛び立った「天問1号」は、今年2月に火星軌道への到着が予定されている。しかしすぐに着陸することはなく、しばらくは軌道を周回し、満を持しての着陸は4月下旬から5月初旬になると見られている。
天問1号はオービターとランダーと探査車で構成されている。着陸するのはランダーと探査車だけだが、関係者にとっては手に汗握る瞬間となるだろう。
火星は決して優しい星ではなく、これまで着陸を試みた宇宙船の半数が失敗に終わっているのだ。