火星ミッションから流星群まで、2021年度に注目したい14の宇宙関連イベントカレンダー (8/8ページ)
それが「アルテミス計画」だ。今年、その最初のミッションとなる「アルテミス1号」の実施が予定されている。
このミッションでは、退役したスペースシャトルの後継となる新型ロケット「スペース・ローンチ・システム(SLS)」によって無人の宇宙船「オリオン」を打ち上げ、月軌道に到達させる。現時点では11月が予定されているが、状況次第では来年に延期される可能性もある。
・12月4日:南極に闇の帳が降りる(皆既日食)
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南極に生きる生物や幸運な研究者ならこの日、「皆既日食」を目撃できるだろう。南の氷の大陸から空を見上げれば、太陽が月に侵食され、あたりが神秘的な闇に包まれる瞬間を体験することができる。
しかし日本で次に皆既日食が見られるのは、2035年のことだ。せめて南の果てでひっそりと公演される月と太陽のショーを想像しながら、また巡り合える日を楽しみに待つとしよう。
・21年某月:インド・チャンドラヤーン3号の打ち上げ
image by:ISRO
宇宙開発といえばNASAやESAが有名だが、インドだって負けていない。同国の宇宙機関ISROは2019年、月面への軟着陸を成功させた4番目の国家になろうと計画を進めていた。
しかし「チャンドラーヤーン2号」は月面への降下中に交信を断ち、ミッションは事実上の失敗となった。だがモディ首相が「科学に失敗はない」と述べたように、不屈の心があれば何度でもやり直すことができる。
こうして発表されたのが「チャンドラヤーン3号」の打ち上げだ。この発表は20年1月だったが、折悪く新型コロナの大流行によって延期。その後の報道で21年と発表された。
written by hiroching / edited by parumo