読むだけで1億円の得!? コロナ不況を生き抜く「お金の使い方」9カ条 (3/4ページ)

Asagei Biz

安易に決定せずに、勤めている会社の当面の方針をよく確認しながら考えましょう」

 一方、近年問題となっているのが地方の空き家問題だ。親が亡くなったあと、地方の実家を放置しておくと10年間でかかるコストは200万円以上に上るという。

「かかる費用の代表的なものは、固定資産税や都市計画税です。長年放置してしまうと『特定空き家』に指定され、固定資産税が上がったり、解体などの改善措置を求められた場合はさらに費用がかかります。将来どうするのか、早めに親族で話し合うことが大切です」

 コロナ禍でテレワークが広がる今、思い切って実家に移住するのも手か!?

【6】保険の貯蓄型と掛け捨て型は、どっちがいい?

「何も戻ってこない掛け捨て型は損、と思いがちですが、30歳から65歳まで加入したとして、貯蓄型と比べると約700万円お得になります。バブル期は貯蓄型保険の予定利率が高く、保険を貯蓄代わりに使うことができましたが、低金利の今、貯蓄性の魅力は失われているのです」

 すでに貯蓄型保険に加入している中高年の方は、子供たちに掛け捨て型を勧めてみてはいかがか。

 コロナ禍の影響を受け、20年には前年比2.5倍の91社が希望退職者を募集した─。

【7】希望退職で退職金が上乗せされる場合、その話に乗るべきか?

「50歳で年収500万円の人が希望退職すると、退職金が1000万円上乗せされるとしても、60歳まで働いた場合の総収入は、約4000万円下がります。さらに、退職金の受け取り方にも注意が必要です。税金の面で考えると、一時金でもらったほうが得になることが多い。退職所得控除というのが使えるからです」

 とはいえ、退職後の収入金額などによって、一時金で受け取らないほうがいいケースもあるので、一度、自分で計算してみることをオススメする。

 さて、退職後のお金事情はどうだろうか。年金暮らしの人が大半だろうが、受給時期により、もらえる金額が変わってくる。

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