宇宙の中心で象を数える。衛星カメラとディープラーニングを使用した画期的な個体数の調査法が開発される (1/3ページ)

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宇宙の中心で象を数える。衛星カメラとディープラーニングを使用した画期的な個体数の調査法が開発される
宇宙の中心で象を数える。衛星カメラとディープラーニングを使用した画期的な個体数の調査法が開発される

宇宙から象を正確に数えることに成功/pixabay

 現在、野生のアフリカゾウは個体数が減少し、IUCN(国際自然保護連合)レッドリストでは絶滅危惧種の危急種に指定されている。

 種を救うためには、正確な個体数や生息場所の監視が必要だ。このほど英バース大学の研究者らは、本来人間が行うモニタリング法よりも容易にできる衛星カメラとディープラーニングを組み合わせた監視方法に初めて成功したことを発表した。『C Net』などが伝えている。
・宇宙から象を数える

 1月19日、英バース大学は衛星カメラとディープラーニング(多層の人工ニューラルネットワークによる機械学習手法)を組み合わせて、複雑な地理的景観の動物を数えることに成功し、絶滅危惧種の個体数を監視する上で保護活動家を重要な一歩に導いたことを発表した。

 研究チームは、衛星Worldview 3の高解像度の画像を使用して、森林や草地を移動するアフリカゾウを撮影。
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