「草なぎ剛VS東出昌大」よもやの直接対決!「不祥事・演技・将軍バトル」 (4/4ページ)

日刊大衆

これまで『桐島~』のように、役柄が“なんでもソツなくこなせるせいで無気力気味の学生”のように、キャラに合っていることが多かったので、バレるのも少なかった。しかし、不倫騒動で好感度が急落した結果“淡々としてるんじゃなくて、ただの棒読みじゃないか”といった辛辣な声も目立っている。今回の『峠』で挽回できるといいですね。時代劇作品は多く出ていますから、コツも分かっているでしょう」

■どちらも時代劇経験は豊富

 東出はこれまで、15年のNHK大河ドラマ『花燃ゆ』では幕末の重要人物・久坂玄瑞、映画は17年は『関ヶ原』で“裏切り者”として有名な武将・小早川秀秋、18年の『パンク侍、斬られて候』では度を越して真面目で融通の利かない江戸時代の架空の藩主などを演じている。

 一方の草なぎは、03年の『太閤記 サルと呼ばれた男』(フジテレビ系)では豊臣秀吉、04年には『徳川綱吉 イヌと呼ばれた男』(前同)で徳川綱吉を演じた経験があるほか、09年には映画『BALLAD 名もなき恋のうた』で、架空の戦国武将を演じた経験がある。

「演技力は、今年『ミッドナイトスワン』で『日本アカデミー賞 優秀主演男優賞』を受賞したほか、17年に『嘘の戦争』(フジテレビ系)で共演した際に市村正親(72)がメディアに“高倉健さん風なイメージ。俳優としてこれからもっともっと楽しみ”とコメントを寄せたり、竹内結子さん(享年40)が11年の『キネマ旬報』(キネマ旬報社)で“役を吸い込んじゃう”“何でも自分のものにしてしまえる”と、演技派俳優らが太鼓判を押すほどに演技力が高い。今回も、素晴らしい慶喜を見せてくれるのではないでしょうか」

 どちらも楽しみだが、演技力の点で草なぎが一歩リードした感のある慶喜戦争。はたして、決着はーー。

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