人気芸人へのストーカー行為で40代無職に実刑判決!早朝に自宅を訪ねて… (1/2ページ)
1月下旬、東京地裁法廷の被告人席に一人の女性の姿があった。テレビで活躍する人気お笑い芸人へのストーカー行為で逮捕・起訴されたという。実刑判決が下されるまでの経緯をお笑い芸人で裁判ウォッチャーの阿曽山大噴火がリポートする。
先日、テレビ番組のMCも務める男性お笑い芸人が被害者となった事件の刑事裁判が東京地裁で行われました。
被告人は40代の無職の女性。罪名は、ストーカー行為等の規制等に関する法律違反。起訴されたのは、去年11月某日の早朝に、被告人が被害芸人の自宅のインターホンを押してつきまとい行為をしたという件。
検察官の冒頭陳述によると、被告人は2019年にも同じ被害芸人につきまとい行為をしたということで懲役6月執行猶予3年の判決を受け、警察からは近付かないようにと禁止命令が出ていたとのこと。しかし被告人は禁止命令が出ているにもかかわらず被害芸人のSNSに「いいね」を押すなどしていたらしく、禁止命令が1年間延長。
そして禁止命令中で執行猶予期間内でもある犯行当日。被告人は芸人宅のインターホンを押してドアを開けようとしたので、芸人がドア越しに要件を聞くと被告人が「会いたい」と言ったので110番通報をしたというのが逮捕までの流れです。
執行猶予中にまたもや同じ芸人にストーカーって…。被害者となった人気芸人も画面の中では明るく振る舞ってたけど辛かったんでしょうねぇ。しかも今回は早朝自宅を訪れるというかなり悪質な犯行ですから。
ちなみに取り調べで被告人は「前刑の判決後も被害者がいそうな所を散歩していた。法廷で被害者を『好きではない』と言ったのは早く東京拘置所から出るためだった」と述べているそうです。
個人的に2019年の裁判も傍聴してたんだけど、その中で、
検察官「端的に聞きますよ。被害者のことまだ好き?」
被告人「好きではないです」
という質疑応答があったんです。その発言はウソだったということなんでしょう。傍聴していて、てっきり目が覚めたのかと思ったんですけどね。