知ってる? 「友引の日」の葬儀が避けられる理由 (2/4ページ)

マイナビウーマン

また、「友引」が先勝と先負の間にあることから、「相友引きとて勝負なし」という「勝負事の勝敗が決まらない日」という意味があります。

陰陽道に「友引日(ともびきにち)」という言葉があり、「友を引く日(=他人の死を誘う日)」という意味があることから、六曜である「友引」にもこの意味が用いられたという説があります。

そういったことから、「凶禍が周囲に及びやすい」として、葬儀を営むことは避けられやすい日でもあります。

一方で、結婚や入籍などのおめでたい行事においては「友を幸運に引く」という意味合いとなり、大安に続く吉日でもあることから、祝い事の日として選ばれやすいです。

また、友引の日は「昼11時から13時は凶」、それ以外の時間は「基本的に吉」とされています。

ただし、葬儀などのおめでたくない行事は1日を通して「凶」と認識している人もいることを知っておきましょう。

■「友引」の日に避けるべきこと

それでは、「友引の日に行うのは避けるべき」という行事などを紹介します。

◇葬儀

本来、六曜と仏教は関係がないとされています。

しかし、友引は「友を引く」という漢字から、周囲に災禍などの影響を与えるという縁起の悪い印象が広まりました。

日本では、友引の日には葬儀は避けられ、葬儀場や火葬場も休んでいるところが多くあります。

故人の遺志や遺族の考えであれば、無理に友引を避けることをしなくても良いですが、気になってしまうようであれば避ける方が良いでしょう。

◇通夜

前段でも触れた通り、友引の日の葬儀は避けられます。

その関連性から、通夜も縁起が悪いと考える人が多いので、避けられる傾向があります。

通夜は元々、遺体を守るために夜通し線香やろうそくの火を絶やさないようにする行いが起源とされています。現代でも、故人をしのんで思い出話をするという側面があり、友引の日に行っても特に問題はないという考えもあります。

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