ペットにする?おかずにする? 静岡のスーパーの鮮魚コーナーで、生きた「ネコザメ」が販売されていた (2/2ページ)
「ペットとして販売しているのか、食用として販売してるのか、どっちなんだろう」と思ったという。
「その後は、ネコザメは買わないで、帰りました。可愛いので飼ってみたいとも思いましたが、設備も無いので諦めました」(ネギちゃんさん)
ネギちゃんさんの疑問ももっともだろう。18日、Jタウンネットは続いて、ネコザメが売られていたという店に販売の理由を聞こうとしたが、「取材はお断りさせていただきたい」とのことだった。

なんでこんな所にいるんだい、キミ?
そこで同日、静岡県下田市にある下田海中水族館を取材。同館は、ネコザメの繁殖賞(日本動物園水族館協会に加盟する園館の中で、飼育動物の繁殖に成功し、かつそれが日本で最初であったものに与えられる賞)を受賞している。
飼育課の都築信隆さんにネコザメの売買について聞いてみたところ、
「何用としてスーパーで売られているのかはわかりません。観賞用としてペットショップで売られているという例はあるようですが、少なくともネコザメを食用として売るという話は聞いたことがありません。静岡県で特にネコザメが食用として売られることが結構ある、という話も聞いたことがありません」
とのことだった。
一応食べることはできる......らしい
飼ってみたい気もする
しかし、スーパーで販売されているということは、どこかから仕入れられている、ということだろう。
調べてみると、沼津魚市場(静岡県沼津市)の活魚売り場でネコザメが売られていた、という情報を見つけた。
そこで19日、運営会社にも取材すると、応じた担当者は、
「沼津魚市場はネコザメをセリで販売しておりますが、食用として販売しているわけではありません。あくまでも観賞用でございます」
と話した。
やはり食用として売られるということは、少なくとも静岡県内ではあまりなさそうだ。
先述したスーパーでも、観賞用として売られていたのかもしれない。
ちなみに、三重県漁業協同組合連合会(三重県津市)の公式サイト「みえぎょれん」のネコザメの項では、「一部の地域で食用として流通しています」と説明されている。その調理法としては「湯引き、酢みそあえ」があるという。