世界最古となる120万年前のマンモスのDNAを解読。進化の謎に迫る(シベリア) (2/3ページ)

遺伝的な系統が異なることが判明した「クレストフカ」の歯 credit:CPG
・DNAはどれくらい持つのか?
なおDNAがどれくらい持つのか?その期間についてはこのところ議論があるようだ。一般的には、どのような好条件がそろっていたとしても100万年以上は持たないとされている。
ところが最近ではそうではないことを示す証拠があると主張する研究者もいる。
悪名高いのは2008年に発表されたものだろう。この研究では、ティラノサウルスのタンパク質の解析を通じて、恐竜と現代のダチョウとに遺伝的な関係があると主張された。
じつは後になって、サンプルが現代のダチョウのDNAで汚染されていたことが発覚し、研究結果は間違いであることが明らかになっている。
だがより最近では、7500万年前の恐竜の化石から有機物質を発見したと主張する研究がある。これが本当なら、条件次第でDNAは数千万年という時間を耐えられるのかもしれない。