大正〜昭和初期にマルチな才能で活躍した「小村雪岱」の洗練されたモダニズム (4/6ページ)

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お傅地獄 お傳地獄 画:小村雪岱 出典:600dpiパブリックドメイン美術館

お傳地獄 画:小村雪岱

上掲の絵は『読売新聞』に昭和9年から国枝完二により連載された、新聞小説『お傳地獄』に掲載された小村雪岱の挿絵です。

この『お傳地獄』は「高橋お伝」という実在の女性が起こした事件をもとにして書かれたものです。

「お傅」は夫が皮膚の病にかかり名医を訪ねて横浜へと移り住むのですが、やがて夫は病死してしまいます。手持ちのお金はすぐに底をつき「お傅」は体を売ってお金を得るようになります。やがてある男が夫婦になれば金は用立ててやるということになり、その男と同衾した翌日男は金を払わないと言いだし、腹を立てた「お傅」はその男を殺してしまい・・・といった内容です。

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