勝てば何でもありじゃない!源義経の命令で射殺された黒革縅(くろかわおどし)の鎧武者 (5/5ページ)

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※幸い、近年では景時に対する再評価も進み、当時からあった「鎌倉本体の武士(武士の中の武士)」「一の郎党(頼朝公にとって第一の御家人)」という評価が定着しつつあるようです。

勝たねば生きていけない乱世とは言え、とにかく勝ちさえすれば手段は何でもよかった訳ではなく、殺し合いの中で生まれ、育まれた独自の倫理や価値観が、武士道として後世に伝わるのでした。

とかく「勝てば官軍、負ければ賊軍」などと言われる現代ですが、古き良き武士たちの精神も見直されて欲しいものです。

※参考文献:
大津雄一ら編『平家物語大事典』東京書籍、2010年11月
菱沼一憲『源義経の合戦と戦略 その伝説と実像』角川書店、2005年4月

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