わずか2日で爽快に!花粉症を劇的改善させる「じゃばら」とは?【全文公開】 (4/4ページ)
軽症者用の分量でも全ての症状が改善したとなれば、果皮粉末を使用していればさらにどれだけの改善が見られるか、想像に難くない。
しかし、本当にそんなうまい話があるものなのか。実地確認すべく、重度花粉症に苦しむ編集部の記者3人が、じゃばら果皮サプリを服用してみることに。するとわずか2日後、3人全員が著しい「効果」を口にした。
「正直、気休め程度だろうと思っていましたが、鼻水が激減して苦しさがほぼなくなり、鼻通りがスーッとよくなりました。目をかきむしりたくなるかゆみも半減し、ほとんどいじらなくて大丈夫な状態です」
そして「花粉症は春先のシーズンさえ乗り切れば、もう大丈夫」と安易に考えてはいけない。確かにスギ花粉が飛ぶのは春が中心だが、イネの花粉なら春から初秋にかけて、ヨモギやブタクサなどは夏から秋、冬までと、極端に言えば、花粉の飛散状況にシーズンオフはない。
実はこのじゃばらには、さらなる恩恵があった。健康ジャーナリストによれば、
「ナリルチンは花粉症だけでなく、I型アレルギーと呼ばれるアレルギー症状全体に抑制効果があることがわかりました」
アレルギーにはいくつか型があるが、最も一般的なものが、このI型。いわゆるヒスタミンなどが放出されて起きるタイプのものだが、気管支炎やアトピー性皮膚炎など、実に様々な症状を引き起こす。アレルギーの原因となるアレルゲン(抗原)も幅広い。花粉のみならず、ソバ、小麦粉、卵、牛乳などの食べ物や飲み物、薬や塗料、羽毛なども含まれる。
住居内で発生するダニやカビなどのハウスダストも、Ⅰ型アレルギーのアレルゲンとなる。特に密集した日本の住環境は、ハウスダストを引き起こしやすいとされ、ハウスダストを主な原因とする通年性アレルギー鼻炎患者は日本国民の20%以上、とのデータもある。つまり、じゃばらの持つナリルチンは、このハウスダストによるアレルギー症状にも効果を発揮するというのだ。
また、医師が勧める花粉症の市販内服薬の調査では、アレグラFX、アレジオン20、クラリチンEXなどが支持を集めるが、やはり薬は眠気やだるさ、喉の渇きなどの副作用が出ることがある。薬を飲んだ後に車を運転したら眠くなって困った、という経験をした人もいるだろう。じゃばらには、そうした副作用はない。
200年前に和歌山の山村で生まれた「奇跡の1本の木」こそが、現代人に限りない恩恵をもたらすのだ。
※「週刊アサヒ芸能」3月11日号より