【浮世絵で見る】まもなく桜が開花!江戸時代から今も変わらないお花見スポットはどうやってできた? (4/4ページ)

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徳川将軍家の菩提寺である寛永寺を開基した天海が桜を好んだため、この地に桜を植えたことが始まりとされており、以来長きに亘ってお花見スポットとして江戸の人々に親しまれるようになった。

『江都名所 上野東叡山』歌川広重(浮世絵検索)

しかし、上野は寛永寺があるため他の名所とは事情が少し違っていた。先に述べた通り、寛永寺は徳川家の菩提寺であり歴代将軍の霊廟がある。加えて、皇族が住職を務める門跡寺院という大変厳かな寺院なのだ。それ故に、酒宴で騒ぎ歌い踊りといったどんちゃん騒ぎは一切禁止。日暮れの鐘が鳴ったら花見客を即刻追い出すというかなり厳しく取り締まられていた名所であった。

しかし、飲酒が禁止されていたことから酔っぱらいが出没することはなく、静かに花見を楽しみたい一定層の人々からは人気があったようだ。

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