地球最古の生命体「ストロマトライト」 ごくわずかに現存する生きた個体を発見(タスマニア) (1/4ページ)
地球最古の生命体、ストロマトライト/iStock
地球最古の生命体は、藍藻類と堆積物が何層にも積み重なって形成された「ストロマトライト」と呼ばれるものだ。
徐々にドーム型に成長していくストロマトライトは、内部の断面が層状になっており、少なくとも35億年前に地球上に現れたと言われている。
ストロマトライトの化石は至るところで見つかっているが、現生のものはごくわずかだ。数年前、タスマニアで生きたストラマライトが偶然に発見されたことは、研究者に驚きと喜びをもたらした。
・地球最古の生命体、ストロマトライト
ストロマトライトは生きた化石であり、地球上で最も古い生命体だ。その名前はギリシャ語で層状を意味する「stroma(ストロマ)」と、「岩」を意味する「lithos(リトス)」に由来する。
この「層状の岩」は藍藻類と堆積物が何層にも積み重なって形成されている生きた岩なのである。
砂や泥の表面に定着した藍藻類が日中に光合成を行い、夜間になると藍藻類は堆積物を粘液で固定する。更に藍藻類は呼吸するために上部へ分裂していき、翌日には再び光合成を始める。この繰り返しでストロマトライトは徐々にドーム型に成長していくが、成長速度は非常に遅く、1年に数mm程度しか成長しない。

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その起源は古く、諸説あるが約35億年前から存在したと言われている。
先カンブリア時代になると、地球上のいたるところに存在し、地球に大量の酸素を提供し、同時に大量の二酸化炭素の消費することで、温室効果を減少させ気温を下げたと言われている。