つなぐのは貴族も好む「最高位の色」ふりかけと『源氏物語』の高貴で優美な関係 (2/5ページ)

Japaaan

『源氏物語』は作者の名前も「紫式部」ですし、作品内の最重要ヒロインと言っても過言ではない紫の上は、容姿端麗、眉目秀麗、才色兼備の理想的な女性として描かれています(もっとも可哀想なほどの苦悩人ですが……)。

wikipediaより「スズメが飛んでゆくほうを眺める紫の上、尼君、侍女らがいる僧都の家を外から垣間見る光源氏(「若紫」)」

そういえば清少納言による『枕草子』の第一段、超有名な「春はあけぼの」にも、いの一番に紫色が登場しますね。

春はあけぼの。やうやう白くなりゆく山際、少し明かりて、紫だちたる雲の細くたなびきたる。

また、「めでたきもの」の中にはこんな一節があります。

すべてなにもなにもむらさきなるものはめでたくこそあれ。花も糸も紙も。庭に雪のあつくふりしきたる。一の人、むらさきの花の中には、杜若(かきつばた)ぞすこしにくき。六位の宿直(とのゐ)姿のをかしきも、むらさきのゆゑなり。

清少納言はよっぽど紫好きだったんでしょうね。

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