水で美味しいカップ麺!? 警視庁が教える「防災裏ワザ」を実践レポート (1/3ページ)

Asagei Biz

写真はイメージです
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〈水でカップ麺作りに挑戦!冷やしラーメンみたいでありだよ、あり!〉。これは今話題となっている、警視庁警備部・災害対策課のツイートの一部。公的機関らしくない身近な言い方で、今やフォロワー87万人を超える人気ぶりだ。そこでツイートの中から厳選した「防災裏ワザ」を実践してみたところ─。

 警視庁警備部・災害対策課とは「災害警備」と「地域防災」の2本柱で活動している部署だ。今年で10年の節目を迎えた東日本大震災をきっかけに情報発信の重要性に注目し、15年に公式アカウントを開設した。非常食の美味しい食べ方から、ペットボトルを使った節水方法、5円玉でトゲを抜く技など、日頃から災害時に知っておくと役に立つ「防災裏ワザ」の発信に力を入れている。

 災害・防災情報に詳しいジャーナリストの村上和巳氏に、裏ワザの実用性を踏まえて5段階評価で採点してもらおう。

■水でもカップ麺を美味しく作れる(実用度☆☆☆)

 作り方は簡単。お湯の代わりに水を入れて15分待つだけだ。停電時などで電気、ガスが使えないケースを想定している。

 記者は「日清カップヌードル」のカレー味、醬油味、シーフード味、「日清のどん兵衛」天ぷらそば、「日清焼そばU.F.O.」の5種類のカップ麺を水で作ってみた。待つこと15分‥‥。いざ実食! 

 まずはシーフード味から麺をすする。んん!?

 美味しい! 麺は少し固いが、これはまさしく冷やしラーメン。しかし、シーフード味以外の麺はうす味すぎて、どこか物足りない気がする。焼きそばに関しては15分では固すぎて食べられず、結局45分ほど待つことになった。

 なお、時間が経つほどにカップ麺の味は濃くなる傾向があり、そばやカレー味、醬油味は30分くらい経った方が美味しく食べられるという結果に。村上氏が解説する。

「元々、お湯で作られることを前提にしていますから、水で作ることで最低でも5倍の時間はかかると思っていいでしょう。

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