日本でのホスピスやターミナルケアの原型となった「二十五三昧会」 (4/4ページ)

心に残る家族葬

そして病んだ時は同志が寄り添い、手厚く看護・介護をし、臨終の際には極楽往生を願う念仏が鳴り響き、往生後も念仏会によって縁は保たれる。「死ねない」時代、「個」の時代を迎えて、念仏結社・二十五三昧会は現代社会の病理に有効なヒントを与えてくれるのではないだろうか。

■参考資料

■源信・著/石田瑞麿・訳注「往生要集」(上・下)岩波書店(2003)
■池見澄隆「看取りの精神ー現代と中世の交響ー」『佛教文化研究』第34号 浄土宗教学院(1990)
■梯實圓「日本人の死生観の一側面 ー浄土教徒の場合ー」『心理学評論』第37号 心理学評論刊行会(1994)
■観瀧山 岡本寺 ホームページ

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