2022年大河ドラマ「鎌倉殿の13人」注目の一人!二階堂行政が魅せた影の実力者ぶり (6/6ページ)
その後、行政の子孫たちは二階堂を称し、長男の行村は和田合戦(わだがっせん。13人の一・和田義盛の叛乱。建暦3・1213年5月)における論功行賞をとりまとめ、代々検非違使(けびいし)を輩出しました。
一方、次男の行光は政所の執事(政務次官)として義時を補佐し、子孫も多くが政所執事を務めます。
武の行村系と文の行光系……二階堂一族は鎌倉幕府における重要な役割を果たし、その滅亡後も大いに活躍するのでした。
めぼしい記録が少ないから、と書かないのも無難ですが、記録の少ない「歴史の行間」にこそ、魅力的な人物像を描き出して欲しい……その試金石として、二階堂行政の存在に注目したいところです。
※参考文献:
石井進『日本の歴史7 鎌倉幕府』中公文庫、2004年11月
五味文彦『増補 吾妻鏡の方法-事実と神話にみる中世』吉川弘文館、2000年11月
鎌倉遺文研究会 編『鎌倉遺文研究2 鎌倉時代の社会と文化』東京堂出版、1999年4月
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