「スシロー」GW後の一斉休業に見る"ひとり勝ち"の余裕 (2/2ページ)
スシローグローバルHDが昨年発表した20年9月期(19年10月1日~20年9月30日)の連結業績では、コロナ禍であるにも関わらず売上高2049億5700万円と過去最高を記録しているのだ。
「『スシロー』が好調な要因のひとつには、立地の良さがあると考えられます。実は同チェーンの9割以上は郊外やロードサイドにあるのです。百貨店やショッピングモールに出店していた場合、施設の判断によって強制的に営業の自粛や時短営業をしなければならないケースも多くありましたが、『スシロー』はほとんどその影響を受けなかったのです。今年1月に緊急事態宣言が発令された際にも影響は非常に限定的で、今年に入ってからの全店売上高はどれも前年を上回っており、3月に至っては127.2%と大幅に増加しているのです。もちろん、同チェーンは他にもコロナに対する様々な取り組みをおこなっており、それが受け入れられたという部分もあります」(前出・経済ジャーナリスト)
今年も一斉休業に踏み切ったのには、コロナ禍にひとり勝ち状態だった「スシロー」の余裕すら感じさせる。
(小林洋三)
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