宮崎謙介〈政界“魑魅魍魎”ウォッチ〉「ワクチン交渉での衝撃『後回し宣告』」 (2/2ページ)
菅総理も3月にはワクチンを打ち、接種の安全性をアピールしていましたが、あの頃は「菅総理、打ったんだ。へー」的なムードで、内閣支持率がアップするようなニュース性はありませんでした。冷静に考えると、欧州に比べたら実際に罹患率も死亡率も低いので、パニックになる必要はありません。とはいえ、内閣支持率は依然として続落中で、このまま解散などしたら、菅政権は負けてしまうのではないか、とも囁かれています。
東京五輪まであと3カ月。こうなったらいっそのこと、「五輪は中止します!」とかけまして「でも、五輪は必ずやります!」と解く。そのココロは──。
「12年後の五輪を東京で開催するとの確約を、IOCからとってきました。有力候補地とも交渉し、押しのけましたので、まずは日本のコロナ完全終息に注力することをここに宣言します」
内閣がこう発表するストーリーはどうでしょう。
ちなみに、冒頭で登場した医師いわく、
「あらゆるメーカーのワクチンが一巡して、どれが安全かある程度見えて、さらにワクチンを選べるようになってからやろうかな」
とボヤいていました。
ワクチン一巡にしても、12年後のオリンピックにしても、先は見えないので、まずは現実的な対策を。
宮崎謙介(みやざき・けんすけ):1981年生まれ、東京出身。早稲田大学を卒業後、日本生命などを経て、12年に衆議院議員に。16年に辞職し、経営コンサルタントや「サンデー・ジャポン」(TBS系)などに出演。「バラいろダンディ」(TOKYO MX)ではレギュラーMCを務める。