お湯で分解できる生分解性プラスチックが開発される (1/3ページ)

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プラスチックによる汚染は、今私たちが直面している最大の環境問題の1つだ。海洋汚染はもちろん、人体や植物からもマイクロプラスチックが蓄積されていることが明らかになっている。
微生物によって分解されたり、堆肥になったりする生分解性プラスチックが注目を集めているのはそのためだ。
これまで、そうしたプラスチックには特定の条件で処理しなければならないという問題点があった。だが、米カリフォルニア大学バークレー校が新たに開発した生分解性プラスチックは、一般家庭でも処理できるくらい簡単に分解することができるそうだ。
・酵素がプラスチックを分解し、乳酸に変える
『Nature』(4月21日付)によると、その新型プラスチックは「ポリ乳酸(PLA)」か「ポリカプロラクトン(PCL)」でつくられている。
これらは生分解性プラスチックにはお馴染みの素材だ。だが新開発のプラスチックの繊維には、ポリマーによってコーティングされた特殊なナノスケール酵素が混ぜられている。
常温で使うなら、酵素が働き出すことはない。だから、ごく普通のポリエステルとして使うことができる。