外出自粛中だからGW開けでも五月病とは無縁? むしろリスクは高くなる恐れ (2/3ページ)

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 また、性格的な面で、几帳面、真面目、責任感が強い、内向的、完璧主義などの特徴を持つ人は、もともとストレスをためやすい傾向があり、五月病にかかるリスクが高い。逆に、ストレス耐性が高い人や、年度初めのストレスをうまく発散・解消ができている場合は、五月病になりにくい。

 本来なら、ゴールデンウィークはたまったストレスを発散・解消できるいい機会といえる。この期間がなければ、ストレスや疲労に伴う心身不調は悪化するだろう。ところが、今回のように、緊急事態宣言による自粛生活とゴールデンウィークが重なった場合は、思うようにストレスを発散・解消できない恐れがある。また、年度初めのストレスに加え、持続的なコロナ禍のストレスもあって、全体的に五月病のリスクが高くなる可能性が否めない。自粛で家にこもりがちというだけでもストレスを感じやすいものだが、運動不足や生活リズムの乱れも引き起こしやすく、ひいては睡眠障害や気分が落ち込んだ状態に陥りやすくなる。人との会話や触れ合いの機会が減れば、それだけストレス発散の機会を失ってしまうことになるだろう。

 こうした緊急事態宣言下で五月病を予防するためには、生活の中での意識的な工夫が必要だ。

 例えば、生活リズムを整えることを意識し、できるだけ昼夜逆転した生活は避けたい。そのためには、午前中から日光を浴びることを心がけ、散歩やほどよい筋トレなど、軽度な運動を取り入れると良い。これらには、心を安定させる効果がある神経伝達物質「セロトニン」の分泌を促す効果があり、五月病の予防に大きな役割を果たす。

 また、趣味に没頭すると快感情をもたらす神経伝達物質「ドーパミン」の分泌が活発になり、仕事や勉強に対する意欲が増し、集中力を高める効果もあるといわれている。あるいは、好きな音楽を聴くことでも同様の効果が得られるようだ。

 悩みがストレスになっている場合は、信頼できる人に聞いてもらうと良い。直に人と会うことが難しい緊急事態宣言下では、電話やビデオ通話が便利だ。
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