並ぶなキケン!?「日本一危ない駅」はどこがヤバいのか? (1/2ページ)
関西有数の乗降客数を誇り、大阪の玄関口でもある梅田駅。そこから900メートル離れた中津駅は、鉄道ファンの間で〝日本一危険な駅〟として知られている。なぜそう呼ばれるのか、その理由はホームの幅の狭さにある。
通常、駅では列車到着前に「黄色い線の内側に下がってお待ちください」というアナウンスが流れるが、ホームの両側を線路が走る中津駅の黄色い線の内側はわずか38センチ。人ひとり分のスペースしかなく、並ぼうとすれば黄色い線の外側にはみ出してしまうのだ。
この駅は阪急電鉄の神戸本線と宝塚本線の停車駅。それも各駅と準急以外は通過し、さらに全列車通過扱いの京都本線も走っている。しかも、かなりのスピードで駆け抜けるので風圧がものすごく、踏ん張ってないとよろめいてしまいそうになるほどだ。
梅田駅に乗り入れる阪急線がすべて停車、または通過するため、1日中ひっきりなしに列車が通る。