「指定席車両で、私のカバンに土足で座る子供。ぎょっとして親に声をかけると『席がとれなかった』と悪びれもせず...」(奈良県・30代女性) (1/2ページ)
人の荷物の上に土足で座らせるというその発想だけはどうしても理解ができません――。奈良県在住のN樹さん(仮名、30代女性)から、新幹線内でモヤっとしたという体験談がJタウンネット編集部宛に寄せられた。
車両最後部の座席を事前に予約した彼女。背もたれの後ろにあるスペースに、キャリーバッグを置くためだ。
新幹線が動き出し、途中駅から子連れの家族が乗ってきた。当時はGW期間で、車内は混雑。指定席を予約していなかったのか、通路に立っていたという。
すると子どもが「疲れた。座りたい」とぐずりだした。ほどなくして静かになったが、N樹さんの背もたれが小刻みに揺れはじめたそう。
――最後部の座席の「後ろ」に乗客はいないはず
振り返ると、彼女のキャリーバッグに子どもが座っていたという。
「靴を履いたままの足をぶらぶらさせ...」私が体験した新幹線内での出来事です。
あの当時はゴールデンウイークの真っただ中で、車内は通路まで人でいっぱいでした。
私は事前予約で車両の1番後ろの席を予約していました。
なぜなら背もたれの後ろにはスペースがあり、そこにキャリーバッグを置くことができるからです。
非力な私は頭上の荷物スペースにキャリーバッグを乗せることができず、新幹線を利用する際は必ず早めに予約をして、車両の一番後方の席をとるのが常でした。
とある駅から、両親と3歳ぐらいのお子様のご家族が乗ってきました。指定席が取れなかったのか、そのまま通路に立っていました。
最初はおとなしかったお子様も、時間が経つにつれ「疲れた。座りたい」とぐずり出しました。
しかし、しばらくすると静かになり、私の座席の背もたれに小刻みな振動を感じるようになりました。
そっと後ろを振り返ると、そこには私のキャリーバッグに座った先程のお子様の姿が。
しかも靴を履いたままの足をぶらぶらさせ、私のキャリーバッグに何度も何度も靴底が当たっていました。
私が感じていた振動は、お子様の足がキャリーバッグに当たるたびに、背もたれを伝わってきていたものだったのです。