関東人に「かっぱげ!」と言われても、河童の毛の話をしているわけではありません (2/2ページ)

Jタウンネット

関東各地で、少しずつ違った意味で使われているようだ。

また、「かっぱぐ」は方言としてだけではなく、専門用語としても使われている。

「麻雀上達サイト雀」によれば、麻雀の世界では

「勝ちまくって点棒を大量に得ること」「点数を荒稼ぎすること」

を「カッパぎ」「カッパぐ」という。方言の「かっぱぐ」が使われるようになったという説が有力のようだ。

また、清掃用語では水を切るワイパーのことを

「カッパギ」

と呼ぶそう。

試しに、業者向け用品を取り扱う「モノタロウ」のネットストアで「カッパギ」と検索すると床や窓ガラスの水を掻きだすのに使う水切りワイパーやドライワイパーが多数出てきた。

掃除に使うカッパギ(画像はイメージ)

どちらも方言「かっぱぐ」がもとになっているという説はあるが、地域に関係なく完全に「業界用語」として使っている人も少なくなさそうだ。

方言として使っている人の中でも、また専門用語として使っている人の間でもすれ違いが起きてしまいそうなほど幅広い意味を持つ言葉だった。

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