俺たちは用済みか!明治維新後、リストラされた奇兵隊や長州志士たちの叛乱「脱隊騒動」 (5/5ページ)
また、訴えにより四境戦争から明治維新における功労が認められた600名(※叛乱に加担していない者も含む)については、ようやく一人半扶持(米で2石7斗/年相当)が与えられたのでした。
せめてもの報いと言えなくもありませんが、誰もが命がけで戦ったのに、いい思いができるのはほんの一握り……今も昔も変わらない構図を変える「大義」を前に、また多くの者たちが血と汗と涙を流すのでしょうか。
※参考文献:
一坂太郎『長州奇兵隊 勝者のなかの敗者たち』中公新書、2002年10月
日本の文化と「今」をつなぐ - Japaaan