体内時計をコントロールするインプラントを開発中。米軍兵士の時差ボケ解消に(DARPA) (2/2ページ)

credit:Northwestern University
・睡眠ペプチドを生産する細胞をインプラントに組み込む
人間の眠りは、体内時計にしたがって睡眠ペプチドが放出されることで制御されている。そこで合成生物学と生体電子工学の技術を応用することで、インプラント内にそれと同じペプチドを生産できる細胞を組み込むのだ。
外部ハブには好みの睡眠時間が入力され、その時間になると腕の中に移植されたインプラントへ合図を送る。
するとインプラント内部の細胞を光で刺激してペプチドの生産をうながし、血流の中に直接放出させる。これによって眠気がもたらされるという仕組みだ。

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ノースウェスタン大学のジョナサン・リブネイ氏によれば、「チップに搭載されたインプラント可能な薬局のようなもの」であるという。
兵士が薬を持ち運ぶ必要もないし、注射をする必要もない。使用する期間にもよるが、デバイスにいちいち補充する必要もない。患者のために薬を調合してくれる薬局のように、インプラントが必要なペプチドを調合してくれるのだ。
別の物質を体内に放出できるようにすれば、眠りの管理だけでなく、痛みや病気の治療にも応用できるかもしれないとのことだ。
References:Implantable ‘living pharmacy’ could control body’s sleep/wake cycles - Northwestern Now/ written by hiroching / edited by parumo