「70歳定年時代」に使える「最強資格」!シニアの再就職パスポート (2/5ページ)
「面接で事前にこの資格を取った熱意が認められて、採用されました。スタッフに“どんなレク(娯楽)がいい?”などの相談を受けることも多く、入居者の方笑顔も見られて、やりがいにつながっています」
シニアに人気のマンション管理人は、難しい国家資格よりも民間資格が狙い目だ。国家資格の「マンション管理士」は、管理組合への助言なども行うため、学習期間が1年ほど必要で、合格率は約8%と低い。760個以上の資格を持ち、情報サイト『オールアバウト』で「資格」ガイドを務める鈴木秀明氏は言う。
「受付や清掃、設備点検の立ち会いなど、一般の管理人に求められることを学ぶには、民間資格の“マンション管理員検定”で十分。取得もずっと簡単ですし、面接でプラスになります」
意外な資格が、再就職で強みを発揮することもある。車好きでタクシー運転手を目指す人にうってつけなのが、「東京シティガイド検定」だ。
「東京の観光名所や歴史が幅広く出題されますが、受検者の約4割がタクシーやバスのドライバーさんです」(前同)
その理由は、タクシーで観光案内を希望する乗客が想像以上に多いため。東京ハイヤー・タクシー協会認定の「東京観光タクシードライバー」になるにも、この検定の合格が条件という。
こうしたご当地検定は全国各地にあるので、タクシー業界への再就職を考えるなら、チェックしたい。
■「フォークリフト運転技能者」は大きな武器
最大荷重1トン以上のフォークリフトを運転するのに必要な資格が「フォークリフト運転技能者」。運送会社や倉庫、工場や工事現場など、幅広い業種で重宝されるうえ、小売業でも活躍できるという。
「商品を搬入するときに、一人いてくれると助かりますね」(大手スーパー社員)
自動車教習所などで講習を受けられ、合格率はほぼ100%。普通運転免許を持っていれば、学科講習が11時間から7時間に短縮される。