「70歳定年時代」に使える「最強資格」!シニアの再就職パスポート (3/5ページ)

日刊大衆

「こうした特殊な技能を持つ人は少ないため、再就職の大きな武器になります。また、特別手当がつくことで、収入面もアップします」(前出の福林氏)

 シニアが若い世代より有利な業界を狙う手もある。たとえば葬儀業界だ。

「この世界ではスタッフの人柄が重視され、なにより信頼感や安心感が求められます。その点、中高年の方はいるだけで安心できますから」(葬儀関係者)

 葬礼関係の資格には「葬祭ディレクター」「お墓ディレクター」などがあるが、いずれも実務経験が必要だ。

 未経験者でも受検できるのは、「葬送儀礼マナー検定」。検定の問題はお参りの作法や香典マナー、盆や彼岸の知識など、ごく身近なものだ。受講を申し込むとテキストが郵送され、90日以内に自宅のパソコンやスマホで簡単に受検できる。

 富山県のBさん(66)は、親友の葬儀を落ち着いた様子で進めたスタッフの姿を見て、葬祭の仕事に興味を持った。だが、葬儀社に知り合いはいない。

 きっかけをつかもうと、この検定を受け、合格通知を手に、地元の葬儀社に飛び込んだという。

「社長は面食らった様子でしたが、資格を取った理由を話すと、ちょうど人手が足りなかったようで、快く面接をしてくれました」(Bさん)

■自分に合った仕事を探すには

 前出の福林氏は「資格を取るのに一番必要なのは、こうしたモチベーション」と力説する。

「資格があれば、再就職できるというのは早計ですね。まずは、どんな仕事につきたいのかを考えることです。それから資格試験に挑戦することで、合格率は上がります」(福林氏)

 自分がどんな仕事に向いているか分からない、という人は、ハローワークで行っている

「一般職業適性検査」を受けてみよう。受検料は無料で、1時間半ほどの検査で自分の能力や適性を教えてくれるという。その結果、「指先の器用さ」や「手腕の器用さ」が評価されたなら、「DIYアドバイザー」を取る手もある。試験では、住まいの補修・改善に必要な用具やノウハウが問われるという。

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