税金泥棒は許さない!名将・山本五十六のブレない信念がカッコいい (1/4ページ)
何かと不公平の多い世の中、その理不尽さに憤った方は決して少なくないと思います。
「自分はキチンとやっているのに、アイツはインチキばかりして、あろうことか、それがまかり通っている!」
など、そういう不満が積み重なると、キチンとやっている自分が馬鹿みたいに思えてしまうこともしばしば。
そこで「みんながやっているから」と自分もインチキを行い、次第に「世の中そういうものなのだ」と開き直る手合いを、少なからず見てきました。
しかし、本来キチンとすべきことには相応の理由すなわち公共(みんな)の利益があり、みんながそれを放棄してしまったら、社会は崩壊してしまいます。
今回はそれを戒めた海軍の名将・山本五十六(やまもと いそろく)のエピソードを紹介したいと思います。
海軍の予算会議にて今は昔、山本五十六が海軍次官を務めていたころ(昭和11・1936年~同14・1939年)のことです。
海軍省の中で、大蔵省(おおくらしょう。現:財務省)に予算案を提出するための会議(予算省議)を開いていると、航空本部を代表する稲垣生起(いながき あやお)少将が、こんなことを言いました。