幸せなニュース。絶滅したと思われていた野生のオオカワウソを100年ぶりに再発見! (3/4ページ)
なお現在アルゼンチンに存在するオオカワウソは、再導入を目的に国外から国立自然公園のイベラ公園に迎えられた3匹のみで、このほど見つかった4匹目は完全に自由に生きる唯一のオオカワウソになる。
ちなみにこの再導入プロジェクトも後援するディ・マルティーノさんの団体によると、その計画の主な目的は魚類を食べるオオカワウソによる魚の個体数調整だという。
・乱獲などで激減したオオカワウソ。見つかった1匹に希望も
ネコ目イタチ科オオカワウソ属に分類されるオオカワウソは、この種のみでオオカワウソ属を構成している。その大きさは成体で体長1.8 メートル 、体重は33キロほどだ。
オオカワウソはかつて、ブラジルやアマゾンを中心に南米の広い範囲で生息していたが、毛皮目的の乱獲や環境汚染などにより世界的な絶滅危惧種となった。激減後の彼らの生息地は南米北部や中央部の大きな川や湿地あたりといわれている。

image credit:Sebastian Di Martino
そのため、このほど見つかった野生の個体は、アルゼンチンまで1000kmほどの旅をして来た可能性もあり、この地域で繁栄する可能性も考えられる。
ディ・マルティーノさんは今回の再発見について、川の手入れ次第で種が存続する環境を取り戻せるかもしれないと希望を抱いており、これからも自由に生きる1匹を見守っていきたいと語っている。
・飼育下の2匹の間に赤ちゃん誕生!今後が楽しみに
一方、再導入に取り組むイベラ公園からもつい先日、オオカワウソの赤ちゃん誕生という喜ばしい発表があったばかりだ。