原辰徳監督「安堵の涙」!?「公式戦14連敗」でストップ!巨人とソフトバンク本当の実力差 (2/3ページ)
エースの菅野智之(31)も肘の炎症からの復帰待ちです(6月3日現在)」(前出の担当記者)
とはいえSB側も、「エースの千賀滉大(28)、守護神の森唯斗(29)に加え、グラシアル(35)、デスパイネ(34)、モイネロ(25)も、ケガや五輪予選で不在。巨人以上に主力の離脱に悩まされているんです」(スポーツ紙SB担当記者)
■原監督にも焦りが? 丸をスタメンから外したワケ
巨人は、主力がそろっていないことを言い訳にはできないのだ。野球解説者の江本孟紀氏が言う。
「巨人はSBに比べて投打とも、技術、パワー、すべての面において“個のレベル”が劣っています。選手は五分で戦っているつもりでも、力の差は歴然。まず、それを自覚する必要がありますね。4番の岡本和真(24)はよくやっていますが、柳田悠岐(32)と比べたら、やはり力不足は否めません」
実は、このことを誰よりも痛感しているのが原監督だという。
「原さんは“今季、満足な活躍をしているのはウィーラー(34)と髙橋優貴(24)の2人だけ。それ以外は期待外れ”と、こぼしているといいます。SBとの3戦目に不調の丸佳浩(32)をスタメンから外したのは、調子が上がらない選手たちに奮起を促すためでした。