ひき逃げ被害、行方不明も…くたくた「警備員」のブラックすぎる労働実態 (1/3ページ)

Asagei Biz

ひき逃げ被害、行方不明も…くたくた「警備員」のブラックすぎる労働実態
ひき逃げ被害、行方不明も…くたくた「警備員」のブラックすぎる労働実態

 最近、全国各地で警備員関連のニュースが頻繁に報じられている。いずれも警備員にとっては気の毒と言わざるをえない事件ばかりだ。

 5月30日、静岡市の高速道路で警備員が中型トラックにひき逃げされて大けが

 6月4日、鎌倉市の商業施設で警備員がコインロッカーから乳児の遺体を発見

 6月5日、北海道十勝で停電の復旧作業に向かった警備員が行方不明に

 ひとくちに警備業といっても様々あり、1号警備、2号警備、3号警備、4号警備という4つの種別に分かれる。それぞれについて簡単に説明すると、まず1号警備とは「施設警備」のことで、オフィスビルや商業施設、学校、病院、宿泊施設などにいる警備員のこと。2号警備とは「交通警備・雑踏警備」を指し、工事現場やイベント会場などで自動車・歩行者を誘導する。3号警備は「貴重品輸送警備」とも呼ばれ、現金や美術品の輸送などを行う。4号警備の「身辺警備」は、平たくいえばボディガードのことだ。

 今回取材に応じてくれたのは、都内の大規模オフィスビルで施設警備員(正社員)として働く山内正一さん(仮名、53歳)。これまで3社の警備会社を渡り歩き、数十カ所の現場(施設)を警備してきたベテランの彼は、業界の闇をこう告白する。

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