「急な出張で乗った年末の新幹線。何とか席を確保したのに、知らない家族のせいで立ち続けるハメに」(大阪府・50代男性) (1/3ページ)
私は心が狭い人間なのでしょうか――。大阪府在住のN夫さん(50代男性)がJタウンネット編集部宛に一通のメールを寄せた。
20年程前に新幹線内で体験した出来事を、いまだに許せないのだという。
年末、急な出張に行くことになった彼。自由席に座るため、駅のホームに30分前から並んでいた。
その甲斐あって、窓際席をゲット。隣の通路側には老婦人が座っていたという。
しばらくすると車内は混雑しはじめ、通路に小さな娘を連れた母親が立った。子供は当然、「座りたい」と駄々をこねる。
でも彼は、努力して手に入れた席を譲りたくなかった。
そうこうしていると、老婦人が母子に席を「座る?」と問いかけた。さすがに若い自分が座っているのは、申し訳ない。だから、N夫さんは婦人に席に留まってもらい、母子に場所を譲ったのだが......。
クリスマス前の祝日、通路にも人があふれ......ずっと心に引っかかる、未だに釈然としない出来事があります。
私の心が狭いのか?相手が非常識なのか?みなさまからの意見を聞きいてみたいです。
20年程前の12月23日。天皇誕生日で祝日でしたが、仕事上のトラブルで急遽、静岡の取引先に出張することになりました。
指定席を窓口で予約しようとしましたが完売。さすがに新大阪から静岡へ立ち乗りではつらいので、自由席を確保すべく早朝の新大阪発の新幹線に、30分前から並びました。最前列でした。
無事、なかほどの窓際の席を確保。隣の通路側席には70代ぐらいの品のある老婦人が座っていました。
新大阪を出て少し仮眠。気がつくと岐阜あたりで、180%ぐらいの乗車率......。通路にも立ち乗りの人がかなり溢れていて満員電車のような状態でした。
クリスマスの季節ということもあり、東京ディズニーランドに行くような家族連れも多かった感じです。
ふと気付くと、シート横の通路に3歳ぐらいの娘を連れた母親が立っていました。
悪い予感はしたのですが、案の定、すぐに娘が
「座りたい」
とグズり出しました。