逆賊とされた蘇我入鹿を祀る神社が奈良橿原にあった!旅で見つけた隠れ歴史スポット【後編】 (6/7ページ)
(写真:Wikipedia)
蘇我入鹿と蘇我氏が残した功績とは
蘇我本宗家を滅ぼした中臣鎌足は、勝者として歴史の表舞台に躍り出た。(写真:Wikipedia)
洋の東西を問わず、歴史とは何かと考える時、それは、勝者の歴史といえます。歴史の表舞台に立つのは常に勝った立場の人々です。彼らは、自らの手で滅亡に追い込んだ人々を、様々な手を使い、貶め、抹殺していきました。
だからこそ、後世に生きる我々は、できる限り敗者に寄り添いながら、歴史をかんがみることが大切だと考えます。
歴史の真実を語るとしたら、蘇我入鹿、そして蘇我氏がいたからこそ、日本は律令国家として成立しました。彼らが日本の歴史に残した功績はとてつもなく大きなものであったのです。入鹿神社の静かな境内に佇むと、そんな思いにとらわれずにいられません。