新たに発見されたドラゴン人(竜人)は現生人類に一番近い親戚である可能性 (2/5ページ)

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image by:Chuang Zhao

・ドラゴン人発見までのドラマ
 頭蓋骨が発見された経緯はかなりドラマチックだ。発見したのは黒竜江省のハルビン市で働いていたとある中国人男性である。

 その人物は1933年の発見当時、旧日本軍の請負業者だった。そのため男性は頭蓋骨を日本軍の上司にわたすことなく、使われていない井戸に隠すことにした。中国には宝物を古井戸に隠す習慣があったらしい。

 このおかげで、頭蓋骨は戦火や文化大革命といった混乱を間逃れることができた。男性は死ぬ間際にそのことを家族に伝え、2018年に再発見される。最終的に河北地質大学地球科学博物館に寄贈されるにいたった。

Viritual Harbin Cranium Reconstruction・現生人類に最も近い親戚である可能性
 研究グループのクリス・ストリンガー氏の解説によると、頭蓋骨はとにかく巨大であるという。大きな脳が収まっていたはずで、目と目の間の眉弓は長く低く大きい。顔・鼻・アゴも非常に幅広く、眼球も大きかったはずだ。

 一方、顔が低く、頬骨は華奢で、脳頭蓋の下が奥に押し込まれている。これらは現代人にも見られる特徴である。

 頭蓋骨の持ち主は、どうやら男性で50代で死んだようだ。その頭頂部にはわずかな陥没が見つかっているが、これが死因であることを示す証拠はない。
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