SNSから個人情報を割り出す「特定屋」が増殖中!驚愕の被害実態とは (2/3ページ)
というのも、『特定屋』は大半がその道のプロではなく、趣味が高じて、あるいは、暇つぶしにというケースが多く、私が取材した21歳の大学生も、自身の画像分析力によって個人情報の割り出しが見事に成功した時の高揚感は、他では得られないものがある。その快感が病みつきになって辞められない、と言っていました」
特定屋への依頼者は老若男女問わず、依頼内容も「元交際相手の居場所を知りたい」から「お金を貸した相手に逃げられたので、なんとか取り返したい」といったものまで千差万別で、「人助けになって金がもらえるなら」と考えるケースも少なくないという。彼らは画像に記録された位置情報をベースに写り込んだ風景や、物を手掛かりに場所を絞り込んでいくが、
「例えば、飲食店の画像なら料理や食器、あるいは壁紙の特徴をもとにグルメサイトなどで検索し、店を割り出す。また、マンホールも自治体によりデザインが違うので重要な手掛かりになるようです」(前出のジャーナリスト)
さらには、動画の中で「夕方は雨がすごかった」などと、局地的な天気の情報をコメントしたことで、大まかな地域の特定されたり、地震の話、電車の遅延情報など、断片的な情報を重ね合わせ、徐々に個人情報の特定が可能になるという。