新宿区の飲食店街にネズミが大量出没の怪、コロナ禍の時短営業なのにナゼ? (2/2ページ)
ちょうど日が暮れかけた頃、冒頭の証言どおり、チラチラと地面を動く“生物”が目に入る。目を凝らすと、ネズミ。それほどサイズは大きくないのでドブネズミだろうか。人を怖がる素振りも見せずに、堂々と路地を歩いてビルとビルのすき間に入っていく。1時間ほどの滞在だったが、その後も店の前を通るネズミを何度か目撃した。このコロナ禍になぜ? と思うが、この出没エリアでバーを営む男性はこう話した。
「コロナになる前から、このあたりの店はゴミの出し方には細心の注意を払ってきました。とくに春と秋の繁殖シーズンには、ゴミ袋を何重にもして、残り物にありつけないようにしてきましたから。ひとつ言えるのは、昨年からのコロナ禍で駅前の住民が大きく入れ替わったこと。新しく外から越してきた人は、ゴミ出しが雑だったりして、しょっちゅうマンションの管理人から注意を受けているそうですからね。ネズミにとっては、以前よりも“おいしいエリア”になっているかもしれません」
コロナ禍の飲食不況もあって、駆除業者への依頼も減少傾向にあるという。街一丸となってネズミ対策に本腰を入れるのは、コロナ禍が明けてからになりそうだ。
(倉田はじめ)
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