指先に貼るだけで汗から発電してくれる絆創膏型のバッテリーが開発される (1/3ページ)

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指先に貼るだけで汗から発電してくれる絆創膏型のバッテリーが開発される
指先に貼るだけで汗から発電してくれる絆創膏型のバッテリーが開発される
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 じっとり汗ばむ暑い季節がやってきた。せっかくかいた汗をシャワーで流してしまうのではもったいない。どうにか有効活用できないものだろうか?

 それができるのである。アメリカ、カリフォルニア大学サンディエゴ校の研究グループが開発した絆創膏型のウェアラブルデバイスは、指先にペタッと貼り付ければ、汗を吸収してじっと座っているときも、夜に眠っているときですらも発電してくれるのだ。

・指先の汗を吸収し電力に変える
 この絆創膏のようなデバイスには炭素発泡体が組み込まれている。これが汗を吸収し、酵素の力を借りて、汗に含まれた乳酸塩と酸素分子を化学反応させることで発電する。

 だがなぜサラッとした指先に貼り付けようなどと思ったのか? 汗で発電するのなら、もっとじっとりしたところ、たとえばワキの下とかおでこ、首筋の方が良かったのではないだろうか?

 じつは指先は、ほかの部位に比べて100倍から1000倍も汗をかくところなのだ。このウェアラブルデバイスの面積だけでも、1000もの汗腺をおおうことができる。

 それでもサラッとしているのは、空気によく触れる場所だから。通気がいいお陰で汗がよく蒸発してくれる。そして、この点もデバイスを貼る場所として都合がいい理由だ。

Fingertip-powered wearable・指先の圧力も利用
 指先が選ばれた理由はもう1つある。圧力を利用するためだ。

 デバイスには圧電性物質も組み込まれており、たとえばスマホをタップしたり、ピアノを弾いたりと、指先に圧力がくわわったときにも発電することができる。
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