コロナ「完結葬」は究極の「手間いらず永代供養」(2)意外性がある利用者の「理由」 (1/2ページ)
この取次店との異色タッグにより、現在は京阪神地区で完結葬を実施。平均して週に2件のペースで依頼があるという。では、申し込みから葬儀までの手順はどうなっているのか。
「故人が亡くなると、取次店から完結葬仏教普及会に電話があります。すぐに遺族に連絡して、先に戒名(3文字)を決める。遺族の方から、本人の趣味・嗜好を僧侶がリサーチ。要望を伺いながら、名前の一文字を入れてもいいか、なども聞き取ります」(釈清浄氏)
そして葬儀会社から日時、場所の連絡がくると、僧侶が当日、火葬場で遺族と顔を合わせることになる。釈清浄氏は続けて、
「読経、法話の後に焼けた遺骨を寺に持って帰り、七回忌まで手厚く法要して、最後は合祀墓に納骨する。宗派も問いませんし、数々の法要には遺族も自由に参加できます。また、完結葬を申し込んでいただいた場合、その前の火葬は別料金になりますが、これも12万円で行えるようにしました」
通常、火葬、読経、戒名、法要、納骨を個別に行えば、費用は数十万円単位で膨らんでいく。