脳内で思い浮かべた言葉をダイレクトに文字として出力する技術が誕生(Facebook) (1/3ページ)

credit:UC San Francisco
頭の中で思い浮かべた言葉をリアルタイムで画面に文字で表示してくれる「ブレイン・コンピューター・インターフェース(BCI)」が誕生した。
その最初の実験では、麻痺のある30代の男性が頭の中に単語をイメージすることで、画面を介した会話ができるようになったそうだ。
米カリフォルニア大学サンフランシスコ校などのグループが進めるこの研究には、FacebookのVR/AR開発部門Reality Labsやアメリカ国立衛生研究所などが出資している。
・従来の方法の問題点
障碍などにより会話が不自由になってしまった人たちの脳をコンピューターにつないで、コミュニケーションを支援するシステムはこれまでにもあった。だが、それらは思考で画面上のカーソルを操作して、文字をタイピングするというやり方だった。
しかし一般的な自然な会話では1分間に150~200単語が話される(英語の場合)ことを考えると、そうしたやり方では普通の会話についていくことができない。
一方、『New England Journal of Medicine』(7月15日付)で紹介されている新しいシステムは、頭の中で思い浮かべた文章をそのままダイレクトに画面に表示することができる。