和装と和名を貰った幕府の支援者!共に新政府軍と戦った西洋商人・スネル兄弟の軌跡 (1/3ページ)
日本が開国したことにより、幕末にはハリスやグラバーといった多くの外国人が日本に来航しました。彼らは条約の締結や武器の売買など多様なことをしましたが、中には武器の売買をしつつも、和装で新政府軍と戦った幕府支援者の外国人もいました。
その人物はジョン・ヘンリー・スネルとエドワルド・スネルのスネル兄弟。
今回は幕府と共に戦ったスネル兄弟の日本での活動を追ってみたいと思います。
10代のころに日本に来航スネル兄弟は横浜港が開港し、外国人居留地が設置された安政5年(1859)には日本にいました。2人の年齢はヘンリーが17歳、エドワルドが16歳とまだ青年。
しかし、G・バケッテと「バケテスネル」のという名称の商会で西洋雑貨を日本人に売っていました。