借金でこそ解る男の度量!幕末維新を駆け抜けた後藤象二郎が井上馨を笑い飛ばしたエピソード (3/4ページ)

Japaaan

Wikipediaより

「何じゃつまらん、その程度か……わしならむしろ、数億円の借金を抱えてみたいもんじゃがのぅ!」

これが一億円だとして、現代の価値なら5,000億~2兆円……あまりの大きさに馨は二の句が継げなかったようです。

しかし、自分の資産ならともかく2兆円もの借金がしてみたいなんて、一体どういう事なのでしょうか。

借金でこそ解る男の度量?

伯(後藤象二郎)、曾て井上馨と汽車に同乗し、互に其抱負を語り合ひけるが、井上曰く、『吾れは數千萬圓の財を造つて見たし』と。伯聞きも敢へず、井上に謂つて曰く、『吾れは數億圓の借金がして見たし』と。

※大町芳衛『十人十色名物男』より

自分の資産であっても、借金であっても、巨額のおカネというものはとかくプレッシャーがかかりがちなもの。たくさん持っていれば盗まれないか心配だし、借金の憂鬱さは改めて話すまでもないでしょう。

そんなに借金を抱えたら、首が回らなくなってしまう……と思うのは凡人で、現代でも借金を苦に自殺してしまうのは数十万円からせいぜい数百万、数千万円程度だそうで、借金が億を超えてくると、却って度胸が据わってしまうのだとか。

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