本当にあった世にも奇妙な疫病。感染すると死ぬまで踊り続ける「踊りのペスト」 (3/5ページ)
The Strasbourg Dancing Plague | A Short Documentary | Fascinating Horror・「踊りのペスト」の原因はなにか?
踊らずにはいられなくなり、踊り狂って最後には死んでしまう。文字にするだけで狂気しか感じないこの病だが、その原因は諸説あるものの、完全には明らかになっていない。
歴史家のジョン・ウォラーは、この奇妙な伝染病は、各地で発生した病気や飢饉によるストレス性の集団ヒステリー(集団心因性疾患)だと考えている。
ほかにも、人々が麦角菌(ばっかくきん)を摂取したせいだという説もある。麦角は湿ったライ麦の穂に寄生する菌で、幻覚を引き起こすLSDに似た成分を含む。
エルゴタミンは、麦角菌の神経活性物質で、LSD(リセルグ酸ジエチルアミド)と構造が似ていると言われている。