本当にあった世にも奇妙な疫病。感染すると死ぬまで踊り続ける「踊りのペスト」 (4/5ページ)
しかし、LSDによる幻覚体験は、通常、24時間以上は持続しないため、人々が何週間も踊り続けた理由の説明にはならない。
また、脳内の神経伝達物質であるドーパミンによる運動の調節機能がうまく働かなくなって起きるジスキネジアの可能性もあるという。
ジネステリアは自分の意志とは関係なく、体の一部が勝手に不規則で異様な動きする現象のことで、踊っているような仕草にみえるものは舞踏病と呼ばれている。
ジネステリアは脳や神経の病気の一症状として出現する場合と、薬の副作用として出現する場合があるそうだ。

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・21世紀にいたるまで「踊りのペスト」に似た症状が発生
16世紀にも、スイスのバーセルで同様の事件が起こり、1973年から1978年にかけては、シンガポールにある工場で、踊りのペストに似た症状が6回発生した。
工場労働者たちが、叫び声をあげながら、トランス状態になったり、かつてないほどの恐怖を示したりしたという。
最近では、2011年にニューヨーク州北部のルロイの学校で起こったケースが有名だ。