透ける小物を描くことで浮世絵師・喜多川歌麿が高めた浮世絵の表現力と芸術的価値 (3/5ページ)

Japaaan

針仕事 針仕事 画:喜多川歌麿 出典:ニューヨーク公共図書館

針仕事 画:喜多川歌麿 出典:ニューヨーク公共図書館

上掲の『針仕事』という作品は三枚続の作品ですが、一枚の絵だけでも完結した作品として鑑賞できる構成となっています。今回はその中の一つの作品について見てみましょう。

漆塗りの裁縫箱の前で女性がこれから裁断して縫う着物の生地の織目を見ています。これだけ透け感のある織物は紗か絽の生地でしょう。いずれにしても絹で織り上げられた高級な生地です。

このような高級な反物にハサミを入れるのに間違いを犯しては大変です。この女性は着物を仕立てる仕事をしているのでしょう。

「透ける小物を描くことで浮世絵師・喜多川歌麿が高めた浮世絵の表現力と芸術的価値」のページです。デイリーニュースオンラインは、喜多川歌麿カルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る