スグに出来ると思ってた?吉原遊郭で遊女と寝るためのしきたりと、そこに込められた意味 (2/5ページ)

Japaaan

念のため(あまりに面倒すぎると、もっと気楽に利用できる私娼たちに客をとられてしまいますしね)。

では、初めて吉原遊郭に行ったお客が何をするかと言いますと、指名した遊女と「初会(しょかい)」の席につきます。

初会では遊女が上座、客が下座につき、遊女は客に対して斜め45度を向いて眼も合わせなければ、口を利いてもくれません。もちろん、目の前の食膳にも箸をつけません。

客が遊女を見るのは自由ですが、同時に客も遊女や店側から品定めをされます。

「アンタ、あの男はやめときな」こんな会話があったのかも(イメージ)

この一見無礼とも思える態度にどう反応を示すか、外見や立ち居振る舞い、そしてもちろん財力(※)などもろもろチェックされ、遊女に嫌われる、もしくは店がストップをかければ、もう二度目はありません。

(※)初会の席に限らず、以降もすべての費用は客が負担します。遊女のランクにもよりますが、トップクラスの太夫(たゆう)や花魁(おいらん)と添い遂げるには、現代の価値で数千万円も貢いだ事例もあるとか。

(……まぁ、これは通過儀礼。あくまで紳士に振る舞おう。我慢々々……)

もちろん、客側にも遊女が気に入らなければ次は別の遊女を選ぶ(再び初会の席につく)権利はあります。

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